きのこと健康について

健康

きのこは食材として利用されることが当たり前になっています。きのこは生き物の進化の歴史に深く関係しています。また、最近ではがん治療に効果があるという研究が散見されます。

きのこはカビなどと同じく菌類に属します。カビとの違いは子実体と呼ばれる胞子を作る構造物を作るかです。普段私たちが食べる部分は子実体です。人が食べることができるきのこはきのこ全体の1割程度と言われています。

きのこの子実体はβグルカンなどの食物繊維が豊富に存在します。βグルカンは免疫の中でもナチュラルキラー細胞の働きを強めます。そのため、がん細胞にも有効と言われております。

マジックマッシュルームという幻覚を起こすきのこ類があります。シロシビンという成分を含んでいるきのこ類の俗称です。摂取すると腹部不快の後、幻覚をみることがあるようです。シロシビンはシロシンという物質に変換されセロトニン受容体に作用するようです。現在は抗うつ薬に対する薬として開発されているようです。また、類猿人が知能を高めたのはマジックマッシュルームを摂取したからではという仮説もあります。きのこは人の進化に大きな貢献をした可能性があります。

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